セブンナーサリーマガジン Vol.05(2014年11月号) NPO法人セブンナーサリーがお届けする メールマガジン「セブンナーサリーマガジン」第5号です 急に秋めいたかと思ったら、台風もあったり せわしない秋の訪れです。 梨も終わり、林檎がおいしいころになってきましたね。 10月13日に栃木県サイクリング協会からお誘いのあった 県民ふれあいサイクリングでのタンデム自転車サイクリングですが、 台風のため早々と中止の連絡が来てしまいました。 楽しみにしていたSさん、千葉から参加希望して下さった親子さん 来年楽しみにしていましょう。 10月25日にわたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗るバスツアー 無事終了いたしました。今回は25名の参加でした。 紅葉シーズンということもあり、大渋滞では?という心配もなく スムーズに行程をこなすことができました。 日光駅前の揚げ湯葉まんじゅう屋さんでのアツアツのまんじゅうは美味でしたね。 大笹牧場の0直営店まで行ってスフとクリームを食べた人も。 トロッコ列車「わっしー2号」は新しい車両でしたが、 長い草木トンネルは殺人的な轟音。車両のイルミネーションはきれいでした。 水沼温泉駅の食事は・・・。あんなものかな? 道の駅くろほねは小さかったな。 富弘美術館で館内を大急ぎで一周した方もいたりして。 紅葉にはほんの少し早かったけど、秋の1日を満喫いたしました。 次回のバスツアーは4月、さて何処に参りましょうか。 ≪【グッズニュース】≫ 視覚障がい者向けポータブル紙幣読み取り機発売開始 「言う吉くん(ポケット) QN-20」\89800(税込\96984) 日常生活用具対象予定(非課税予定) 千円札・二千円札・5千円札・1万円札をカメラで読み込み 識別結果を音声・バイブレーション・ブザーの3種類でお知らせ 大きさ:65(W)×65(D)×30(H)mm 重さ:110g(単4電池2本込) iPhone用お札認識アプリ「言う吉くんアプリ」 http://www.npb.go.jp/ja/intro/ninsiki/iukichi/ 国立印刷局が2013年12月3日から無料配信を開始していました。 2014年4月18日から認識速度の改善版を配布しているそうです。 Android用はないのかなぁ? アナログにお札を識別するものが日本点字図書館用具部にありました。 http://yougu.nittento.or.jp/product1453_130.html 定規のような板です。\325という安さ!。 ≪ニュース拾い読み≫ 2014/10/07(日刊工業新聞より) http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120141007ceao.html UD協会、洋服の色をアプリで説明-視覚障害者向けに実用化 IAUDが昨秋開催した障害者参加型の特別ワークショップ 「48時間デザインマラソンinこうべ」で提案されたUDを具現化したもの。 iPhone用アプリの「象り彩り(Tactile&Colors)」が 無料ダウンロードできるようになったそうです。 ユーザーである障がい者が開発・提案に関わり、製品化する試み。 ---------- 出来たものをあれこれ言うのでもなく 開発側の押しつけではなく、 一緒に開発していくというのがキモです。 2014/10/09(東京新聞より) http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20141009/CK2014100902000141.html 練馬のNPO法人「一歩の会」視覚障害者に楽しみ届け20年  視覚障害者の知人に新聞記事を読むボランティアをしていた練馬区の岩野英夫さんが、 地元の有志と20年前に始めた。 点字絵本作りに視覚障がい者も参加している。 2014/10/15(志のソーシャルビジネスマガジンalternaより) http://www.alterna.co.jp/13841 本を音声化するオーディオブック、視覚障害者の利用広がる。 日本最大級のオーディオブック配信サービスFeBe(フィービー) この音源化ビジネスは、現・会長の上田渉氏の祖父が 緑内障で失明していたことに端を発するという。 ---------- 音源データを扱うサピエ図書館とのすみわけや 利用者側の使い分けで視覚障がい者の読書環境は改善されるのでは。 どうしても音源はただのものという概念が支配しているなか 良質な音源・即時性のある音源は有料でも利用するという 使い方が徹底していく事でビジネスとして深まっていくものと思います。 2014/10/16(タウンニュースより) http://www.townnews.co.jp/0117/2014/10/16/255391.html 盲導犬・介助犬の育成支援を目的とした慈善イベント「チャリティー・スマイル・ラン」が 11月15日(土)日産フィールド小机(横浜市港北区)で開かれる。 障がいのあるなしに関わらず、参加者どうしがランニングを通じて 楽しく交流できる場をつくろうと企画されたもので今年が3回目。 問い合わせはwww.goguidedogs.infoへ 2014/10/18(東京新聞より) http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141018/CK2014101802000138.html 東京のアイメイト協会で毎月実施している盲導犬の体験会 東京新聞記者がアイマスクを付けて体験したレポートです。 2014/10/20(佐賀新聞) http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/116485 視覚障碍者への理解未だ 佐賀新聞のレポートです。 盲導犬の無理解・途切れた点字ブロック・放置自転車・スマホ歩き 様々な危険と不安を感じながら生きています。 014/10/20(毎日新聞地方版より) http://mainichi.jp/area/nara/news/20141020ddlk29100355000c.html 視覚障害を持つ児童への支援や子育てについて考える講演会が19日、 福祉型障害児入所施設の奈良県立筒井寮(大和郡山市丹後庄町)であった。 講師は宮城教育大学名誉教授で視覚障害教育を専門とする、猪平真理さん(67)が務めた。 食事中に季節の食材の話などをして社会を知るきっかけづくり、 音楽のリズムにのせて体を動かす、触感覚の重要性などについて 子育てのアイデア・アドバイスがあったとのこと。 ---------- 幼少期の過ごし方って、非常に重要ですからね。 ちょっとしたことが案外重要なんではないでしょうか。 2014/10/22(東京新聞より) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014102202000243.html 駅の点字ブロックの誘導方法についての記事です 現在ほとんどの駅で、点字ブロックは階段とエレベーターに誘導され 便利なエスカレーターへの誘導はない。 地下鉄など、長い距離、まして登りだと大変だ。 国土交通省によると、鉄道事業者の判断に委ねており、 エスカレーターは「昇り降りの方向を間違うと危険」といった理由から、 ほとんどの駅は階段かエレベーターへ誘導している。 ---------- 地元宇都宮駅の改修工事の際、余りにも多いクランク状の点字ブロック誘導があり、 駅長室に改善を要望したことがある。 その時、階段の件についても要望したが、同じ理由で断られた経緯がある。 大きなターミナルではどうだろうと大宮駅を見き、 駅長に伺った時も同じであり、大いに不満を抱えたままでいた。 方向案内をするエスカレーターであれば、 他の人の流れに合わせて安全に移動できるのですから、 普遍的、合理的な点字ブロック誘導のルールを決めていただきたいと思います。 2014/10/23(毎日新聞より) 盲導犬学校キャラバンが島根大付属中で 盲導犬の育成支援を行う松江湖城ライオンズクラブが初めて企画。 盲導犬の仕事ぶりや訓練方法を学び、実際に盲導犬と歩く体験もした。 ---------- 小中学生の段階で正しい理解を深めるきっかけになったのではないでしょうか。 偏見や差別のない社会を作る人材となってもらいたいものです。 2014/10/29(朝日新聞より) http://www.asahi.com/articles/ASGBX4S3QGBXTZNB00N.html 音訳のポイント学ぶ 県点字図書館で講習会 音訳のポイントを学ぶ講習会が山口市で開かれた。 文字を読むだけでなく、イラスト・写真・図表を説明するのが難しい。 視覚障がい者の他、高齢者・ディスレクシアなど読書困難者は多い。 情報補償としてマルチメディアDaisyは有効です。 新しい音訳の形を普及して頂きたい思いです。 2014/10/29(毎日新聞より) http://mainichi.jp/area/news/20141029ddg001040002000c.html 点図のグルメマップを福岡のボランティアサークル「ブルーチーズ」が製作 全盲の中年女性の「点図のグルメマップが欲しい」の声を受けて作成 サークルは2002年9月の発足以来、商業施設のフロアマップや 旅行先の散策地図、防災マップなど約30種類を作製し、 視覚障害者の「ちょっとした要望」にも応じるオーダーメードが好評を得ているという。 ---------- 量は少ないものの、ニーズはある。 オーダーメイドのリクエストに応えられる団体は少ないのでは?。 運営費も厳しそうだし、助成してもらえるところはないものでしょうか。 2014/11/1(東京新聞より) http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20141101/CK2014110102000114.html 視覚障害者と一緒に遊べるボードゲーム「アラビアのツボ」発売 三種類の音のするツボを並べるゲーム 音を聞き分け壺の音を聞く・隣同士の壺を入れ替えるを繰り返し 三×三のマスの縦、横、斜め、いずれか三個の音を最初にそろえれば勝ち 単純だが、集中力と記憶力が必要。 ---------- サイトワールド2014で紹介されたようです。 障がい者と健常者が一緒に遊べる共用玩具が もっと増えることに期待します。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 今月も最後までご覧いただき有難うございました。 ご意見ご要望等ございましたら下記までメールで お願いいたします。 □■□■□■□■□■□■ NPO法人セブンナーサリー 〒320-0072 宇都宮市若草4-18-6 メール info@sevennursery.org URL http:sevennursery.org ■□■□■□■□■□■□ セブンナーサリーマガジン 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001635916.html